新郎様の地元・福岡といえば、歴史ある場所「太宰府天満宮」が候補にあがったおふたり。学問の神様として知られ、国内外から多くの参拝客が訪れる太宰府天満宮は、格式ある神社婚が叶う特別な場所。自然に囲まれた厳かな空気と、伝統に彩られた佇まいが、おふたりの人生の門出にふさわしいと感じられ、太宰府天満宮での結婚式を検討されていました。
太宰府天満宮のすぐそばにある「ホテルカルティア太宰府」は、和の趣を感じさせる落ち着いた空間とモダンな建築美が融合した特別な場所。ご家族中心のお食事会をご希望だったおふたりにとって、格式を保ちつつも温かみのある雰囲気が理想的であり、ゲストに心地よいひとときを過ごしてもらえると確信し、会場としてお選びになりました。

お打ち合わせを重ねるなかで特に印象的だったのは、新婦様をさりげなく立てる新郎様のやさしさ、そして新郎様のご家族を大切に思う新婦様の姿勢でした。おふたりの思いやりが随所に感じられ、まさに理想的なご関係だと感じました。

東京での披露宴も控えていらっしゃる中で、福岡では「和」を意識した写真をしっかり残したいというご希望があり、特に撮影には強いこだわりを持たれていたおふたり。撮影時間の延長もご提案させていただき、より満足のいく一日になるよう一緒にご準備を進めてまいりました。

また、ご両親への記念品贈呈ですが、東京での結婚式ではご両親へお渡し予定と伺ったため、おばあさまへの感謝の品を贈呈されることをご提案いたしました。福岡の結婚式は新郎様が大切なおばあさまに晴れ姿を見せたいという思いがあったため、その温かなお気持ちが届くようにとご準備を進められました。

歴史と格式を誇る太宰府天満宮での神前式は、厳かな空気に包まれながら、日本の伝統に則った本格的な結婚の儀を執り行える特別なもの。自然に囲まれた神聖な境内で交わす誓いは、おふたりだけでなく、ご家族にとっても心に深く刻まれるひとときとなります。

福岡で結婚式をされた大きな理由のひとつは、新郎様のご家族、特におばあさまに晴れ姿を見せたいというおふたりの強い想いでした。遠方の披露宴にはお越しいただけないからこそ、地元・太宰府で、伝統的な神前式の美しい姿をご覧いただける機会を大切にされたおふたり。

ご家族への感謝と敬意をかたちにできる場所として、太宰府天満宮はまさに最良の舞台。心に響く、特別な結婚式となりました。

地元・九州の旬の食材をふんだんに使用し、和と洋が美しく調和したコース料理は、見た目にも華やかで、心まで温まる味わい。
そんなお料理一皿一皿におふたりらしさを込めながら、お料理にこだわられたおふたり。これまでの感謝の気持ちをお料理にこめ、おもてなしをされました。
ゲストの方々は、見た目も味も楽しんでいただくことができました。

結婚式という節目の日を迎えられたおふたりと、ゆっくりとお話することができるようご歓談の時間を多く設けられました。
ゲストの方々と終始笑顔で楽しそうにしていらっしゃったおふたりの様子が印象的で、和やかな1日となりました。

ご会食の結びには、おばあさまへと花束贈呈をされたおふたり。福岡でのご結婚式のテーマでもあった、東京の結婚式にお招きすることが難しいおばあさまに晴れ姿を見せること。
そのあたたかな思いを花束に込めて贈られました。