新郎様はアメリカのご出身。
新婦様のご親族のご希望もあり、日本でお披露目の場を設けられました。

形式的な概念にとらわれず、ゲストに合ったカジュアルであたたかなおもてなしを届けたいという思いを胸に、当日を迎えられました。
おふたりらしい、誠実で思いやりに満ちた結婚式となりました。

新婦様のご親族に感謝を伝える場として選ばれたのは、HOTEL CULTIA 太宰府。

歴史ある街並みと趣ある建築に囲まれ、格式にとらわれずとも品格を感じられる空間が、おふたりの思い描く“カジュアルなお披露目”にぴたりと重なりました。
日本らしい和の雰囲気が、ご親族にとっても心地よい舞台となりました。

オンラインでのお打ち合わせからスタートした準備は、時折交わす雑談に笑い声があふれ、和やかな時間に。
おふたりの決定の基準には常に「ゲストにとってどうか」があり、一つひとつを客観視し、丁寧に進めていかれる姿が印象的でした。おもてなしを大切にするおふたりらしい準備期間となりました。

陽光、ゲストの拍手や笑顔。この日は、心温まる空間が象徴するように、おふたりが本当に大切にしたい「感謝」と「交流」にたっぷりと時間を注がれました。
ゲストファーストで準備を進めてやっと迎えた当日、白と黄色を基調としたテーブルコーディネートは、まるでおふたりがゲストを想うその優しさと、当日の多幸感を見事に表しているかのような印象でした。

受付のタイミングで新郎新婦がお出迎え。
ゲストと歓談を楽しみ、あえて会食での“入場”は設けませんでした。
形式よりも自然な交流を大切にする、おふたりらしいスタートでした。
特別でありながら”いつもどおり”の温かい空気を纏い、会場全体に穏やかな笑顔が溢れました。

披露宴では、ミニこも樽を使ったくじ引き演出をご用意。
景品を用意され、和の趣を取り入れながらも遊び心あふれる演出は、会場を一層にぎやかにし、笑顔に包まれるひとときをつくりました。
おふたりがミニこも樽を持ってゲストテーブルをまわり、おひとりずつ引いていただく過程で、ゆったりと写真撮影を愉しまれました。

会場に並んだウエルカムグッズには、おふたりの写真がたくさん盛り込まれました。
シンプルで落ち着いたベージュの装飾で彩られたスペースは、おふたりの気品を表しているかのよう。
また、大きいボードに美しくコラージュされた思い出の写真の数々は、ゲストにとってもおふたりをより身近に感じられる心温まる演出となりました。